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よあけの部屋

□ 魔物娘たちの御主人様! □

第23話 レザースーツの客

タロウはプス子やメデ美らとにこやかに会話しながら、もはや住み慣れた我が家という感じでレーデの宿に帰ってくる。

「ただいまーレーデさん」

「あら、今日も早かったのね」

タロウの声にレーデはカウンター内の厨房の中で、腕組みをしながらにこやかに応えてくれる。

レーデの顔はいつも通りの爽やかな微笑みなのだが、その違和感にタロウはすぐに気がついた。

この時間帯ならば、レーデは昼の仕込みでそれなりに忙しい筈なのである。

そんなレーデが「包丁を握って仕込みをしていない」のだ。

その違和感の原因をタロウは即座に理解した。

カウンターに1人だけ客が座っているのだ。

その客はタロウに対して背中を見せており、腰の上辺りまである流れるように美しい銀髪と、肌に吸い付くようにぴったりとした光沢のある黒のレザースーツをまとっている。

足には同じく黒色のピンヒールブーツ。

浮かび上がる細い腰と丸いお尻のラインが何とも艶かしい。

その銀髪の客がゆっくりとタロウの方へと振り返る。

後ろ姿からよほどの美人だろうと想像したタロウの期待を、少しも裏切らない絶世の淑女が冷たい眼差しをタロウに向ける。

細い眉の上で真っ直ぐに切り揃えられた銀色の前髪。

濃いめの黒いアイラインが彼女のツリ目をより大きく強調しており、少し厚めの唇には魅入られそうな程の真っ赤な口紅が、色白な肌の上で実に映えている。

胸前のジッパーを無造作に開けて、大きな胸の谷間付近を大胆にはだけさせており、数多の男を手玉に取ってきたであろう大人の女がそこに居た。

「(顔の雰囲気を見る限り歳はレーデさんよりも少し上っぽいな。30前後といったところだろうか……)」

だが、タロウはその銀髪の女性の体から、その瞳へと視線を移動させてお互いの視線を交差させた瞬間、全身に悪寒が走るのを感じた。

「(――この女……やばいな)」

戦闘に関してはド素人のタロウでさえ分かるほどの異質な雰囲気をまとった銀髪の女性。

元の世界でも存在はしていたのだろうが、平和だったタロウの国ではこういう雰囲気の人間とは出会い難いのが普通だ。

己の強さからくる絶大な自信と余裕。

その気持ちが体から滲み出て、他者を圧倒する覇気となりオーラとなっている。

もし、元の世界の街中でこんな人間に出会おうものなら、タロウは視線を向けることもなく人混みの中に紛れ込んで、見なかったことにするぐらいの人種である。

もはや銀髪の女性が醸し出す大人のエロスを楽しんでいる場合ではなかった。

「(何なんだ……この女)」

タロウの疑問を他所に、銀髪の女性はタロウの姿を一瞥した後、タロウの後ろにいるプス子とメデ美を見て無表情の顔に少しだけ表情を浮かべる。

眉尻を少しだけ下げたその表情は明らかに「落胆」の現れだった。

「……このどこにでも居そうな平凡な顔の平凡な男が、例の奴なのかいレーデ」

タロウ達を眺めながら少し低めの大人の女らしい声色で、ゆったりとレーデに問いかける銀髪の女性。

「ええ、そうよリベエラ」

リベエラと呼ばれた銀髪の女性は「ふー」と小さくため息をつくとカウンターに頬杖をつく。

「確かにあのピンクメデューサは例の魔物だね。……本当はあの魔物を見れば聞かずとも分かるさ。あれに手痛い目に合わされたのは私達だからね。けれども、聞かずにはおれないよ。あんな何の覇気も無い、そこいらの平凡な顔の平凡な魔物使いにあのピンクメデューサが使役されているんだからね……」

「(平凡平凡うるさいな、この女。確かに一目惚れされるような顔じゃないし、実際に彼女もいませんでしたけれどもっ!)」

タロウは銀髪の女リベエラの物言いに心の中で毒づく。

「彼は先日、この要塞都市に来たばかりなの。名を上げるためにあえて購入したみたいよ」

「あの魔物奴隷商の店主が、まさか売り物にするとは思いもしなかったが、本当の「まさか」は、それを買う奴が現れたことだね。いや、むしろこういう売名行為の輩は多い。当たり前と言えば当たり前のことか……」

銀髪の女リベエラは、また気だるそうにため息をつく。

「おい、そこの平凡な顔の魔物使いの男」

「は、はい」

リベエラの感情のこもらない冷たい物言いに、タロウは無意識に気圧されて言葉を詰まらせてしまう。

「そのピンクメデューサは、使えもしないのに売名行為の為に買ったのか?」

銀髪の女リベエラがその問いかけを投げてきた瞬間、リベエラの背中側にいる女将レーデがタロウに向かってウインクする。

「(分かってるよレーデさん。そもそも、この異世界において売名行為以外で、このピンクメデューサを買うやつなんていないもんな)」

タロウは先ほどの緊張した自分の素振りを継続させて、小心者のように振る舞いながら応える。

「は、はい。レアな魔物を使役すればカッコイイかなと思って」

「で、魔法の得意なピンクメデューサにその木の棒を装備させているわけか」

メデ美の腰に下げられた木の棒(本当は魔法の杖)を冷たい眼差しで眺めるリベエラ。  

「は、はい。ピンクメデューサに魔法を使われては俺の命が危険なので。他の魔物使い達みたいに、あえて不得意な物を装備させています」

「とは言いながら、ピンクメデューサに猿轡(さるぐつわ)をしていないじゃないか」

「ああ、それなら魔法が詠唱できないように、既に「喉は潰して」あります」

この異世界での「実に正しい答え」を聞いたはずのリベエラは、大きなため息を吐き捨てながら項垂れる。

そんなリベエラをたしなめるようにレーデが声をかける。

「だから言ったでしょ。ピンクメデューサを「ちゃんと」使役できるような魔物使いがいるわけがないでしょって」

「――分かっているさ! ……分かってはいるが、お前の所に泊まっている客だというから、もしかしたら、何か「面白い奴」なのかなって思ったんだよ! だが、まさかあのレーデがこんなクソみたいな魔物使いを自分の宿に泊めるなんて思いもしなかったよ! 見損なったぞレーデ!」

女将レーデを侮辱する銀髪の女リベエラの言葉に、レーデは臆すること無く言い返す。

「……お言葉ですけどもね。この要塞都市で同業者に舐められない為の全くもって普通な手法のひとつでしょ? 彼は彼なりにコツコツと一生懸命に頑張っているの。その命がけで稼いだお金で、私の宿に泊まってくれて、私の料理が美味しいから、ずっとここに居たいって言ってくれているの! 私の大事なお客様を馬鹿にするならリベエラ! 貴方といえど許さないわよ!!」

リベエラに負けず劣らずの覇気を放ちながらリベエラを叱責するレーデ。

「す、すまないレーデ。そう怒らないでおくれよ。悪かった! 言い過ぎた!」

あれほどの覇気を持ったリベエラが、レーデに対して即座に平謝りとなる。

「分かれば宜しい」

レーデは「ふん」と鼻息を出しながら怒りを収める。

「……分かっているさ。何度も言うが、分かってはいるんだよ。でもさ……レーデ。お前さんらしくないじゃないか……。お前さんだって、誰も使役できないがゆえに、殺すしか無かった数多の勇敢な魔物達の事を憂いていたじゃないか……。それなのに、こんな売名行為な魔物使いを自分の宿に泊めるなんて私には分からないよ。使えもしない魔物を切りきざんで縛りつけてでも手元に置くなんざ、普通の魔物使い以下じゃないか」

「リベエラ……」

女将レーデは悲しそうな顔で、しおれるように項垂れている銀髪の女リベエラを見つめる。

「だからさ……私の気持ちも分かっておくれよレーデ。あの魔物は超レア種のピンクメデューサなんだよ。噂通りの凶悪なやつで、魔法を雨あられと撃ち放ってきた時には、さすがの私も死を覚悟したほどさ。あれだけ苦労して追い込んだ魔物なんだ。そこには一種の「尊敬」すら私の中にあると思っている。それが、今やあんなちんけな平凡な男に、いいように扱われているこの現実。それなら、せめて誇り高いピンクメデューサのまま死なせてやるべきだろう! くそ……それもこれも、あの魔物奴隷商のブタ野郎のせいだな。今度、見かけたら商売が出来ないぐらいに半殺しにしてやる!!」

リベエラはカウンターに置いてあるウイスキーを小さいガラスコップに荒々しく注ぎ入れると一気に飲み干す。

「――チッ!! あー胸糞悪い。もういいや。見なかったことにしよう。あのピンクメデューサは死んだんだ。そう死んだことにする!」

リベエラは席を立つと酒代をカウンターに叩きつける。

「邪魔したなレーデ」

「またいつでも遊びに来て」

「ふん。こんなクソな魔物使いが居るような所にはもう来ねーよ。それよりも、これからはお前が私の所に来い。用がある時は使いを出すからさ」

「もう……しょうがないわね」

「じゃあなレーデ」

「ええ」

銀髪の女リベエラはレーデと挨拶を交わすと、タロウが立っている出口に向かって歩いてくる。

だが、リベエラはタロウという人間がもはやここには存在しないという風に、タロウに対して一切の視線を向けること無く横を通り過ぎると、そのままタロウの後ろにいるプス子とメデ美をも素通りして外に出て行く。

「(何者かは知らないが、無事にやり過ごせそうだな)」

タロウが安心しかけたその瞬間だった。

タロウの背中にリベエラの声がぶつけられる。

「おい、お前」

「――は!?」

タロウは思わず即座に振り返る。

そこにはプス子の背中に背負われている大弓をマジマジと眺めるリベエラが居た。

「(……目ざといなこの女)」

タロウは心の中で毒づく。

リベエラは「何かに気がついたのか」口端を少しだけ上げて微笑する。

「……お前。サイクロプスに大弓を使わせているのか? サイクロプスが最も得意とする射撃武器を」

リベエラの鋭い質問に対して、タロウは臆せずに考えておいた言葉でたたみかける。

「いえ、それも「はったり」です。魔物に得意な武器を使わせる魔物使いなどいるわけないじゃないですか。サイクロプスのメスには、その腰のメイスを使わせていますよ」

タロウがそう応えた瞬間、リベエラの美しい顔が一瞬で崩れ、額には血管が浮かび上がった。

鬼のような形相でタロウに詰め寄ったリベエラは、タロウの胸ぐらを掴み上げる。

「――このしょぼい魔物使い野郎がっ!! お前に個人的な恨みはないが、そのピンクメデューサを買ったのが運の尽きだと思え。いいか、二度と私の前にその面を見せるんじゃねーぞ。私の顔を見たらすぐに逃げ出せ!! もし、街中で私がお前の存在に気がついたら、必ずぶち殺してやるからなっ!!!」

妙齢の美しい女性から発せられる言葉とは思えない、下衆な物言いにタロウは無抵抗かつ無表情で聞き受ける。

なぜなら、これこそがタロウが望んだ方向だからだ。

この要塞都市で「出来る限り」目立たずマイペースに活動する為にはどれだけ馬鹿にされようが、取るに足らない者と思わせる事がタロウの作戦だったのだ。

そんなタロウの作戦通り、銀髪の女リベエラはタロウの事を殺したいほどに「普通以下の魔物使い」と認識してくれた今、タロウの作戦は大成功なのである。

銀髪の女リベエラは「ギリギリ」と歯をきしませ、凄まじい怒気をはらんだ目でタロウを睨みつけ続ける。

だが、タロウには分かっていた。

後、数秒もすればリベエラがタロウの胸元から手を離して、悪態をつきながらもこの場を去っていくだろうと。

言葉こそ辛辣だが、レーデとの親密な関係がある以上、今も、今後も、客であるタロウに対して度を越した手荒なマネはできないはずだからだ。

先程と同じように、タロウの存在を脳内から消し去って立ち去るに違いない。

「(さあ、言いたいことをいってスッキリとしたならば、早く立ち去れ)」

だが、タロウの確信に近い予測は残念ながら外れることとなる。

荒々しいリベエラの物言いとその表情、そして全身から放たれている凄まじい殺気を前に言葉が分からないとはいえ、その意味を理解しないプス子とメデ美であるわけがなかったのだ。

いや、言葉などが分からなくとも、もはやタロウの胸ぐらを掴んでしまった事が既に「アウト」そのものだった。

プス子は凄まじい速さで大弓と弓矢を取ると流れるように射撃体勢に移行し、弓を引いてリベエラの眉間に狙いをつける。

メデ美は般若の様な形相で素早く魔法を詠唱すると、空中に人間の片腕程度の大きさの先の尖った氷の氷柱を出現させてリベエラの心臓に狙いをつけた。

「――待てっ!!」

タロウは慌てて大きく叫ぶ。

その声を受けてプス子とメデ美はその場で凍りつくようにピタリと静止する。

タロウは眉を寄せて悔やむ。

タロウはこのやり取りの行き着く先が、「自分が馬鹿にされて終わる」という風に「知っていた」のだが、プス子とメデ美には何のやり取りかが分からなかったのだろう。

タロウが敵から「本気」の殺気を向けられた以上、プス子とメデ美はタロウを護る存在として、戦闘能力を発揮することに躊躇う必要など微塵もないのだ。

プス子とメデ美は「当たり前」の事をしただけに過ぎない。

「(こういう事態を想定して言い聞かせておかなかった俺に落ち度があるなー)」

だが、悔やんでも時は既に遅しだった。

プス子とメデ美の戦闘態勢を前に目を丸めて呆然としてたリベエラだったが、真っ赤なルージュの唇を「にやー」と両端に裂けさせる。

「――おいおいおいおいおいおいおいっ!? なんだこれは!? サイクロプスが大弓を使って私の眉間を狙っているぞ!? しかも、ピンクメデューサの方もお得意の魔法で私を殺そうとしているぞ!?」

命を狙われているというのに実に嬉しそうに叫ぶリベエラ。
 
「――お前!? お前ぇぇぇーーーーー♪」

リベエラはタロウの胸ぐらを掴んでいる手に力を入れて自分の顔の前にタロウの顔を「ぐいっ」と引き寄せると、子供の様に「らんらん」と輝かせた瞳で見つめながら、「このこのー!」という感じで更に嬉しそうに叫んでくる。

「……はぁ。後、少しでやり過ごせたのにねー」

カウンター内から出てきたレーデが、ため息混じりに呟きながら近づいてくる。

「ほんと、全くです」

タロウもため息混じりに応える。

「はい、お終いお終い。タロウさん。プス子ちゃんとメデ美ちゃんの戦闘態勢を解除して」

レーデが「ぱんぱん」と手を叩く。

「ほら、プス子もメデ美も戦闘を解除しな。この銀髪の女性は俺に危害を加えないよ」

「ほんとですかタロ様?」

「大丈夫なのですかタロウ様?」

プス子とメデ美が、まだ戦闘態勢を崩すこと無く心配そうに応える。

「本当に大丈夫だから」

タロウが苦笑いしながら落ち着いた表情で頷くのを見て、プス子とメデ美はゆるゆると戦闘体勢を解除した。

魔物が素直に戦闘態勢を解除する姿を見てリベエラは更に驚く。

「なんと!? 実に素直に命令を聞くんだな!! それにしてもレーデ!! お前、この魔物使いの正体を知っていたのか!?」

興奮冷めやらぬといった感じのリベエラにレーデは諦め顔で頷く。

「まー、何となくね。でも、こんなの普通じゃないから隠しておこうってことになっていたの」

「ずるいずるいずるいー!! 私とお前の仲でこんな「面白い」事を隠すなんて、ずるいぞー!!」

リベエラはその場で子供のように地団駄を踏む。

「出来る限りひっそりのんびりと生活したいというタロウさんのお願いなんだから無下にできないでしょ?」

「お前はタロウって名前なのかい?」

リベエラが息の届くような距離まで顔を寄せてくる。

大人の女性らしい甘い芳醇な香水の香りがタロウの鼻孔をくすぐる。

「え? ああ、はい」

「覚えたぞタロウだね。お前、やっぱり普通の魔物使いじゃないみたいだな。まー、あのレーデがそんな屑な魔物使いを泊めるわけがないんだよね! やはり私の勘は正しかったわけだ。よし! とにかく話を聞かせておくれ!!」

リベエラはタロウの首を脇に抱え込むと、タロウを引きずりながら店内に舞い戻る。

リベエラは先程まで座っていたカウンター席に腰を下ろすと、その横にタロウを座らせる。

プス子とメデ美は心配そうな顔でタロウの後ろに控えていた。

「まー、とりあえず飲め飲め」

リベエラは自分が使っていた小さなガラスコップに黄金色のウイスキーを注ぎ入れる。

「あー、俺、酒は飲めない体質で」

「なんだ下戸か。ならジュース飲むかい?」

「まあ、ジュースなら」

「よしよし。おい、レーデ。タロウに果実ジュースを作ってやっておくれ」

「はいはい」

レーデは呆れ顔でカウンター内に戻ると、果実を剥いて絞る作業を始める。

タロウは小さくため息を吐くと、目の前で「わくわく」した表情の銀髪の女リベエラに声をかける。

「とにもかくにも。まずはひとつだけ質問しても良いですか?」

「お、なんだい? 遠慮はしなくていいよ」

「じゃあ、お言葉に甘えて。貴方は一体誰なんですかね?」

「――!? ああ、そうか!! そうだったね。これはすまない。自己紹介をしておこうか」

銀髪の女リベエラは椅子に座りながら背筋を正して、レザースーツのはだけた胸元を強調しつつ優雅に足を組むと、銀色の髪をかきあげる仕草をする。

一連の所作により香水の香りが辺りに散らばって、大人の女の色気がより色濃く醸し出される。

「私の名はリベエラ。要塞都市の三大ギルドのひとつ。魔物狩り専門のギルド「鉄獄(てつごく)の檻」のギルド長だ。同業者達は私を「鉄獄のリベエラ」と呼んだりしている。タロウは遠慮せずリベエラって呼んでおくれ」

最初の頃とは打って変わり、まるで近所で弟のように可愛がっている少年でも見るかのように、優しく微笑みながら挨拶をしてくれるリベエラ。

だが、その挨拶を聞いてタロウの心中は穏やかでは無かった。

「(おいおい……マジかよ。いきなり三大ギルドのひとつのギルド長かよ。どうりで威圧感が半端無いわけだ……)」

タロウは思わずカウンター内にいるレーデの顔を見てしまう。

そんなタロウの視線を受けてレーデが申し訳なさそうに応える。

「前に私も昔は「魔物狩り」をしていたって言ったわよね。実はリベエラとは相棒だったのよ。リベエラがギルド長で、私が副ギルド長。でも、まさかこんなにも早くリベエラがここを嗅ぎつけるとは思いもしなかったわ」

果汁を絞るレーデは「ごめんね♪」という感じに「てへぺろ」する。

そんなレーデの表情を見て、タロウは「何だか面倒なことになったなー」とため息をつくしかないのだった。
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