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よあけの部屋

2015年10月の更新履歴 [前月]  [次月]

2015/10/27
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第18話 悪態
2015/10/24
アイテムが本当にもらえるダンジョンゲーム] 15 おっぱいを吸わせて下さい
2015/10/24
アイテムが本当にもらえるダンジョンゲーム] 14 宝物庫で選んだ物は
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第17話 編入生
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第16話 安らぎ
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第15話 駄女神の処遇(どうしたものか)
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第14話 残念系
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第13話 看病
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第12話 アパート暮らしの女神様
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第11話 元勇者の力
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第10話 授業
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第9話 ある意味、初登校
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第8話 肉体の秘密
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第7話 お風呂に入ろう
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第6話 食後の自主練習
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第5話 どぶねずみ
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第4話 神世の遺跡について
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第3話 王立迷宮騎士学園
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第2話 他人の人生でリスタート
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] 第1話 見た目はデブでチビ、でも中身は元勇者
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] プロローグ
2015/10/24
伝説になる騎士は元勇者(改)] ※人物紹介
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第9話 超人種
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第8話 命令使い
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第7話 有終の美
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第6話 捨て身
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第5話 傭兵狩り
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第4話 焚き火を囲んで
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第3話 鋼鉄の乙女
2015/10/23
鋼鉄の乙女達と命令使い] 第2話 旅立ち
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伝説になる騎士は元勇者(改)] 第18話 悪態

 概要:  午前中の選択座学は朝の9時から昼前の11時までの2時間だが、間にトイレ休憩が10分だけある。 俺は、そのトイレ休憩時間に1人で男子トイレへと行こうとすると、ウェンダリが連れションを熱望してくるので、仕方がなくアノンも連れて皆で連れションに行くこととなる。 男子トイレの横にある女子トイレにアノンを放り込み、俺とウェンダリは一緒に男子トイレに入る。 トイレとはいえ基本は貴族達の学び舎である。 大理石...

アイテムが本当にもらえるダンジョンゲーム] 15 おっぱいを吸わせて下さい

 概要: せっかくイジメ問題を解決したというのに、アイクエで手に入れた不思議なアイテム「おっぱいの書」によって呪いのようなステータスを付けられてしまった誠人は、朝から少しだけ憂鬱だった。誠人は「おっぱいの書」によって「おっぱいの魔術師」となり、エロいスキルを手に入れたまでは良かったのだが、そこに「ミルク値」という新しいステータスを付加されてしまったのだ。このミルク値というのは、簡単に例えるならばもう一つの食...

アイテムが本当にもらえるダンジョンゲーム] 14 宝物庫で選んだ物は

 概要: 神田と江田島達が食中毒で入院したという話題で持ち切りだった学校での一日を終えて自宅に帰ってくると、誠人はのんびりとアイテムダンジョンクエストをプレイしていた。スライムやレッドゴブリンなどを黙々と狩りながら現時点ではまだまだ使い道の無いグラン金貨を貯めつつ、スキルスロットの多い武器や防具を探したり、薬草軟膏を更に貯めこんだりしていく。誠人はポテチをパリポリと食べながらコントローラーをポチポチと操作し...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第17話 編入生

 概要:  午前の授業を前に学園2年生の生徒達は、既に教室の席に座りユズコ先生が来るまで、いつも通りの歓談を自由に交わしている。 ムスロは最下層の人間が座る場所という、学生達による暗黙の取り決めがなされている最前列の席のど真ん中に堂々と座り、その右隣には中騎士家であるはずのウェンダリが座っている。 ムスロの左側になる端の壁側には、メイが自身の存在感を消すようにひっそりと座っていた。 ウェンダリ親衛隊がキーキ...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第16話 安らぎ

 概要: 俺は駄女神アノンを自身の姉と偽り、更には自己再生能力のある回復系魔導士(もちろん嘘)というのも付け加える事により、王族であるウェンダリにアノンを売り込んで、ほぼ不可能に近いはずの王立迷宮騎士学園への編入を実現させた。 そんなアノンには一人部屋が与えられる事になったのだが、アノンのわがままで俺とウェンダリとの部屋での一緒の生活が決まり、消灯時間を過ぎた今現在、俺とアノンは同じベッドの中で隣り合って寝...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第15話 駄女神の処遇(どうしたものか)

 概要: 「で、強引にこの異世界に来たのは結構だが、どういう立ち位置で参加するんだ?」 俺の首に腕を回して俺の顔に頬ずりをしてくれるアノンに、俺は「さて、それでは本題だな」とばかりにそう問いかける。 アノンは俺から離れると目をぱちくりとさせる。 こいつ、何にも考えてきてねーな。「え、女神様じゃダメ?」「いや、ダメに決まっているだろう。それだから皆の前でも「女神様」とは呼ばないと言っているんだからさ」「えー……...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第14話 残念系

 概要:  俺に白い目で見つめられながらも、露出狂まがいの美人な女性は今も尚、自信満々に胸を反らせていた。「……あんた何者だ。どうして俺の本名「英一(えいいち)」を知っている」「知っていて当然であろうの! なにせ、お主を前の異世界に転移させたのは、この「異世界に勇者を送り込む女神様」たるわらわであるからの!!」「――な!?」 その言葉だけでオタクである俺には全てが理解できた。 異世界転移系の物語において裏方であ...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第13話 看病

 概要: 「うぅぅ……全身が痛い」 制限有りとはいえ元勇者の力を再び取り戻した俺は、生徒達を襲ったビッグワームを何とか仕留めたものの、全身を強打して身動きが取れなくなってしまい、学校関係者のユズコ先生達に運ばれて自室のベッドで寝かされていた。 学園の医者によれば、しばらくは安静状態らしい。 痛み止めの粉末薬草と塗り薬が処方されたので幾分はマシだ。 俺はベッドの横に椅子を置いて、心配そうにしているウェンダリに声...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第12話 アパート暮らしの女神様

 概要:  私の名前はアノン。 誰から生まれたのか、どこで生まれたのか、なぜ生まれたのか、それは今も尚、私には分からない。 名前も無く、姿も無く、ただ自我のみの存在として、暗黒の宇宙空間をフラフラと漂い続けていた。 いつの頃だったか「考えてもしょうがないな」と悟ってからは、自分の事に関しては特に考えることはなくなった。 ただ、私は「存在」する。 それだけで充分だなと。 あてもなく宇宙を漂う日々。 実につまら...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第11話 元勇者の力

 概要:  午後は野外での対魔物戦闘訓練ということで、俺とウェンダリは部屋に戻ると鎧を着込んで学園の敷地を出る。「午後の授業は対魔物訓練というけどもさ。こんな都市部に魔物がいるのか?」「前にムスロが気絶したのは草原だったでしょ?」「ああ、そういえば」 ウェンダリの話しによると学園は王都の中に作られており、端区画にあるとはいえ王都の中に魔物は存在しないのだが、先日、前宿主が心臓発作を起こした草原の区画は例外な...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第10話 授業

 概要:  ウェンダリの話では迷宮騎士学園の生徒は、1年生の時に国語、歴史、算術、基礎迷宮学などの基礎学を終了しており、2年生になると座学がほぼ無くなって迷宮に潜る実践が基本となるとのことだった。 自分の体調、練度の具合を見て、1年間を通して各自が自由に迷宮に潜れば良いらしく、迷宮に潜った際の回数、時間、経験値、取得財宝などにより評価点数が加点されるらしい。 もちろん座学や戦闘訓練などの授業もあるのだが、必...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第9話 ある意味、初登校

 概要:  俺はウェンダリに連れられて寮を出ると王立迷宮騎士学園へ向かう。 寮の敷地を出てすぐ隣の敷地が学園だった。 寮前にある運動場よりも数倍大きな運動場を備えており、四階建ての校舎もなかなかに大きい。 外見は寮にも負けない程の豪華さで、こちらは派手な白亜の神殿風な作りになっている。 巨大な白柱が陳列する入り口には、美しい女性や、逞しい男性の彫像が並んでいた。「階層は寮よりも高いんだな」「そうだね。校内に...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第8話 肉体の秘密

 概要:  俺は風呂から出るとウェンダリに風呂を促す。「待たせたな。早く入れよウェンダリ」「うん、そうするよ」 ウェンダリはニコリと微笑むと、タオルや着替えやらを持ってバスルームに入っていく。 しばらくすると、中からほんの微かに聞こえ始めるシャワーの音。 別にドキドキはしない。 俺の事は友達だとはっきりと言われてしまうと、こちらも「はー、そうですか」と言う感じだ。 お互い良い友達で仲良くしていこう。 こちら...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第7話 お風呂に入ろう

 概要:  俺は部屋に戻ると汚れたタオルを、お礼を言いつつウェンダリに返す。 ただ、顔の汗はタオルで拭けても体中は汗でベタベタなので、さっさと風呂で洗い流したい所だ。「なーウェンダリ。この部屋のお風呂って入れるんだよな?」「うん、入れるよ。僕も入るつもりだけど、ムスロが先に入りなよ」「おう、ではお先に」 俺は汗で汚れた白Tシャツを脱ぎ捨てて、クローゼットの中から自分のタオルを取り出す。 ウェンダリは左壁に置...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第6話 食後の自主練習

 概要:  俺は食堂から戻ると洗面台で手を洗い、服の上下を脱いでトランクス一枚で洗面台の横に置いてある体重計に乗る。 体重そのものは別に驚愕の数字ではないが、肝心の背がかなり低いせいで適正体重を越えてしまうわけとなる。 体重計を降りた俺は洗面台の鏡に映る自分の裸姿をあらためてじっくりと眺める。 小学生高学年のぽっちゃり肥満児といった所か。 肥満として醜いという程ではない。 こんな丸坊主のぽっちゃりな子供がい...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第5話 どぶねずみ

 概要:  俺はウェンダリに連れられて、ラフな部屋着のまま寮の1階から渡り廊下を渡り、外に建てられている大食堂へとやってくる。 ちなみにウェンダリも、俺と同じ様な感じの無地の白Tシャツに黒色の長ズボンというラフな部屋着のままだった。 巨大な食堂の端から端まで白天板の美しい大型の長方形テーブルが、人がゆったりとすれ違うだけの隙間を残しながらびっしりとたくさん置かれている。 天井にはきらびやかなシャンデリアが何...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第4話 神世の遺跡について

 概要:  俺はウェンダリから渡された教科書を、無地の白Tシャツに黒いハーフパンツという部屋着のままで、のんびりと読みながら「神世(かみよ)の遺跡」について調べる。 遺跡が発見された当初は、少し豪華な財宝が見つかる遺跡という程度の認識だったらしい。 しかし、危険性のわりには微々たる宝なので国が大々的に動くことはなかったようだ。 そのかわり、平民達の間で夢を求めて挑戦する一大ブームが巻き起こる。 たくさんの人...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第3話 王立迷宮騎士学園

 概要:  俺はウェンダリに連れられて 無駄に立派過ぎるたたずまいの寮へと帰って来た。 外は白亜の白壁で気品があり三階立て。 玄関に入れば広いホールが階数分あり、床には目も覚めるような真っ赤な絨毯が敷かれていて、両端に緩いカーブ状の階段が取り付けられている。 二階と三階のホールには豪華なシャンデリアが下げられてキラキラと輝いている。 まるで王族の家かというぐらいの華やかさだった。 俺はウェンダリに連れられて...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第2話 他人の人生でリスタート

 概要:  勇者としての全てのみならず更には肉体までを奪いさり、見知らぬ異世界に放り捨てるというかつての仲間達の鬼畜な所行を前にしても即座に立ち直る俺。 こちとら勇者をやっていたんだ。 数多くの絶望をねじ伏せて成長してきた俺の精神力を舐めてもらっては困る。 とりあえずだ。 これから自由に生きるとしても、この肉体の元宿主であるムスロという若者の人生と人間関係を全否定して0から再出発というのも、あまり効率的とは...

伝説になる騎士は元勇者(改)] 第1話 見た目はデブでチビ、でも中身は元勇者

 概要:  その日、一人の若者が皆が見守る中「誰にも知られずに」息を引き取った。 何せ、皆はただ単に彼が「いつも」の「気絶」をしたのだろうと思っていたからだ。 誰もまさか彼が「死んだ」とは思わなかった。 そんな彼の肉体からは「魂」が抜け出して宇宙へと溶け込んでいく。 もう二度と彼の「魂」は、ここには帰ってこない。 やがては、何らかの生命体へと生まれ変わる事だろう。 後に残された彼の空っぽの肉体は、通常ならば...

伝説になる騎士は元勇者(改)] プロローグ

 概要:  反省をしているか。 と問われれば間違いなく「YES」と俺は答えるだろう。 だが、どう反省をしているのか。 と問われれば、俺の答えがあいつらを納得させることは無理かもしれない。 あいつらにも言い分はあるだろうが、俺にも言い分はあるからだ。 俺の名前は槍町 英一(やりまち えいいち)。 年は25才で男。 見た目は悪くない、と思う。 かつては社会人として働きつつ漫画とアニメとゲームを嗜みながら生きてい...

伝説になる騎士は元勇者(改)] ※人物紹介

 概要: 準備中です。...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第9話 超人種

 概要:  真之(さねゆき)は眠り込んでいる椿(つばき)を一旦その場に置いたまま傭兵狩り達の亡骸に近づいていく。「なにか回収できるものはしておきたいんだが……」 しかし、近距離で戦車の砲撃を受けた傭兵狩り隊長達は全身バラバラの状態になっていた。「……グロいな」 真之は目を背けるように顔を逸らして辺りにも視線を向けると、先に銃撃で倒した傭兵狩り達も砲撃による衝撃を受けてしまったらしく、彼等が装備していた突撃銃など...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第8話 命令使い

 概要:  真之は逃げなかったわけではない。 実際には逃げたのである。 椿が決死の突撃をした瞬間、彼女の思いを無駄にしない為にも飛び跳ねるようにその場から駆け出したのだ。 背中から聞こえる凄まじい銃撃音。 そこから離れるように一心不乱に走り続けた。 だが、真之は椿を置き去りにした場所から離れれば離れるほど、心がドロリと腐り果てていくような錯覚に襲われてしまう。 命を長らえたというのに、真之の心には少しの安堵...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第7話 有終の美

 概要:  私の名前は九七式中戦車チハ型、椿(つばき)。 外見年齢設定は18歳。 人間によって作り出された「武装擬人(ヒューマノイドアームズ)」と呼ばれる戦車ノイドであり、つまりは武器であり消耗品である。 私達チハ型は戦車ノイドの中で最弱であり、そして最も製造コストが安価である私達に課せられた任務は部隊最前線からの突撃である。 幻想種群に対して決死の突撃を行い、幻想種群の進行を停止、もしくは緩和させ、そこに...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第6話 捨て身

 概要: 傭兵狩り達は仲間が頭部を撃ち抜かれて殺されたというのに歓声を上げていた。彼等にとってはこんな僻地(へきち)で、高価な装備品を所持している事が多い大阪神(だいはんしん)帝国の軍人を見つけたのも幸運だったが、そんな軍人の部下がまさかの戦車ノイドであることを傭兵狩り達は確信したからだ。しかも、軍人はたったの指揮官1人に部下1人。更には逃げ隠れする様子から手負いであり弾薬もほぼ無し。それに対して傭兵狩り達...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第5話 傭兵狩り

 概要:  コンビニ廃墟の前で焚き火を囲んで夜をやり過ごした真之と椿は、太陽が上り始めると同時に第1傭兵基地があるという西の方角へと向かって歩き出した。 第1傭兵基地とは、椿(つばき)の話によると徒歩で1日もかからない程度の距離にあるという人間の集う場所のことである。 真之(さねゆき)が持っている焼き干し肉と飲み水ならば十分に持つ移動距離なので、真之は何とかなるだろうと楽観していたのだが、残念ながら現実はそ...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第4話 焚き火を囲んで

 概要:  太陽が地平線に寄りかかり辺りに夕闇が押し迫ってくる。 真之(さねゆき)と椿(つばき)は枯れ木や燃えそうな物を集めてくるとコンビニ廃墟の前の駐車場に積み上げた。「……さて、火をおこすか」 真之はタバコと一緒にポケットに入っていた銀色に鈍く輝く金属製のオイルライターを取り出して火をつける。 枯れ木の小山から火が燃え上がり火の粉が天に昇っていく。 真之は荷物を地面に下ろすと焚き火の前に座り込んだ。 だが...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第3話 鋼鉄の乙女

 概要:  廃墟であるコンビニの片隅から返ってきた女性の返事。 今まで誰とも遭遇しなかった真之(さねゆき)にとっては実に孤独な日々であった。 それが、初めて人間らしき反応に遭遇することとなったのだが、だからといってそれが真之の喜びに直結するものにはならなかった。 なにせ、ここらは既に「終わった世界」なのである。 そんな世界の中でこんな場所に居る人間、ましてやか弱いはずの「女性」など明らかに普通では無い。 真...

鋼鉄の乙女達と命令使い] 第2話 旅立ち

 概要:  真之(さねゆき)は辺りの廃墟を物色し、ズタボロの茶色い布製のリュックサックを1つ、肩がけの鞄を1つを調達する。 お酒が入っていた様な小さな空瓶を出来るだけ集め、そこに貯水槽の水を入れる。 猪のような獣の肉はまだ残ってはいるが保存の効く調理はここでは難しい。 しかし、だからといって捨て置いていくのももったいなく、それなら傷めばその時に捨てれば良いという心構えでとりあえず焼いて、日陰で多少は乾燥させ...
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